- 2011-08-01 (月) 9:21
- 郡山市青少年の県外交流体験
7月29日(金)と30日日(土)、福島県郡山市青少年の県外交流の子たちが、当山に一泊二日し、お寺の生活を体験しました。
これは福島県郡山市の主にジュニアリーダー(地区子ども会活動の支援などのボランティア活動を行っている学生)所属の中高生と大学生が、禅寺での宿泊や野外活動をすることで、忍耐力や向上心を鍛え、リーダーとしての資質向上を図り、積極的な社会参加活動を推進するジュニアリーダーを養成することを目的とし、毎年行われています。
当山を会場にして行うのは、昨年に引き続き2回目。
また今年、今回の震災によって、郡山市内は沿岸部に比べ地震や津波の被害は少なかったものの、東京電力福島県第二原発事故の影響で、子どもたちの屋外での運動や活動が制限されている中、「そんな子どもたちを外で伸び伸び遊ばせたい」、「一度しかない夏休みを楽しい思い出にさせてあげたい」という思いから、郡山市役所子ども未来課の皆さんと話し合い、屋外での楽しみを多く企画しました。
29日の昼前。
お寺に到着後、子どもたちを待ちかまえていたのは…
流しそうめん‼でした。
簡単にやり方を教えてから、子どもたちにも流してもらいました。
用意していたそうめんは完食。
また今回、子どもたちの合宿に対し、多くの方々からご支援ご協力をいただきました。
ここで改めまして御礼申し上げます。ありがとうございました。
昼食後、オリエンテーションを行いました。
坐禅や読経をし、東日本大震災で亡くなられた方々の慰霊法要を行いました。
その後、浮島の自然散策をし、いっぱい汗をかいた子どもたちは、近くの温泉施設「ざぶ~ん」へ行きました。
入浴後、沼津を流れる狩野川の土手へ。
丁度この日は、狩野川灯ろう流しの日でした。
これは今から52年前、1千名を超える死者・行方不明者を出した狩野川台風の慰霊供養から行われるようになりました。
沼津市役所様のご厚意で、子どもたち一人ひとりに灯ろうが配られ、「東日本大震災物故者諸精霊」と書いて流しました。
皆それぞれの思いを胸に、手を合わせていました。
夕食は、大泉寺特製カレーライス。
五観の偈を唱え、いただきました。
夕食後、みんなで助け合いながら布団敷きをして…
その後外へ出て、花火大会をしました。
盛りだくさんの企画のしめは、かき氷‼
子どもたちは、かき氷を頬張りながら、今日一日の出来事について話していました。
そんな光景を眺めながら、天気に恵まれ、スケジュールの変更なく進められたことにホッとしていました。
2日目へ続く。
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